農家のキャッチコピーを考える

 
そろそろ変えますか…!

事務所も新しくなったので、ホームページの写真も差し替えないとなぁ、と思い立った広報担当。

まずはメインビジュアル用にパノラマ写真を撮影してきまして

色味をちゃちゃっと加工。

道路に手を加えまして

照明効果を追加、と。

完成イメージ!

しかし、何かが足りない!

そう。何か、メッセージ性のある、会社にまつわる何かが、文字としてこの辺りに欲しいような気がするのです!(※個人の感想です)

そこで。

広報
社長、この会社のキャッチコピーはなんでしょう!?
社長
うーん、特に無いし、思いつかないな……

ならば、考えてみせましょう。
広報担当の名にかけて!

とは言ったものの、突然ポッと浮かんでくるわけもないので、まずはとっかかりを得るためのシステムを考えてみることに。

「( A )な( B )を( C )する企業」

例えば……
雄大な自然を愛する企業 有限会社 安井ファーム。
恵みの大地を創る企業 有限会社 安井ファーム。。。

こんな具合にどんどん量産していけば、いずれ正解に辿り着けるはず!名付けて、数の暴力大作戦!

そしてキャッチコピーである以上は当然、安井ファームに寄せないといけないので、ABCそれぞれが安井ファームに関連する言葉を用意。

経営理念からはもちろんのこと、職場で目についたワードや頻出語句をどんどんメモ。

ある程度収集したら、今度はリスト化してアプリに組み込んでいきます。

そうしてできたのがこちらの「キャッチコピー選抜アプリ」。

「ワンタッチ」ボタンを押すと、ABCそれぞれに設定した語群からランダムで選出され、それらを繋げるとキャッチコピーになるという、広報担当渾身のアプリでございます。

それでは早速、ワンタッチ!

「計算された香りを追い求める企業 有限会社安井ファーム」

ブロッコリーを生産していたはずが、土壌分析の折りに香粧分野へと活路を見出し、まさかの異業種進出!(※この物語はフィクションです)

安井ファームの要素を微塵も感じられないため、ボツ。
初っ端から滲み出る不安感に冷や汗を隠し切れない広報担当です。

next。

「偉大な健康を導く企業 有限会社安井ファーム」

適度な農作業により……またはブロッコリーに豊富に含まれる成分の抗酸化作用により……皆様の健康をお守り致します!(※フィクションです)

なんかもう、こじつけるのに凄く頭を使ったので、ボツ。。。

next。

「広大な身体をつかむ企業 有限会社安井ファーム」

ちょっと!どこ触ってるんですか!?(錯乱)
清々しいほどに意味がわからないため、ボツ!!


……。

といった具合に、出だしはちょっと不安な感じでしたが、続けていくうちにそれっぽいキャッチコピーもちらほら。

社長に提出しても恥ずかしくないキャッチコピーを70個ほどリストアップしたところで、審査委員会に提出。

結果や如何に…!?

社長
受け継がれる自然を伝える企業、は割といいかも?
野菜部主任
全部ボツ!

結果:ボツ。

うーん、きびしー!
しかし、会社の印象を決定づける大事なところですからね。
妥協は許されません。

そもそも量で攻めるという方針自体が間違っていたかもしれません。次策は質を重視する方向で考えてみたいと思います。