廃材利用ハンドメイド(実用編)

コンセプトは「普段使いできるもの」

前回、怒涛のアクセサリー攻めにより、遂に社長から50点を超える評価の獲得に成功した広報担当。

下半期に入って以降、会社の廃材で様々なモノを制作してますが、本企画の目的はあくまで「社内環境美化への貢献」。

これまでの作品たちはどうこうすることなく広報デスク足元の宝箱に大切に保管しています。

しかし作ったきりそのまま、というのもなんだか味気ないものです。せっかく作るなら仕事に使えるモノを作ってみましょう、ということで――

――本日の広報見聞録は「廃材ハンドメイドで社内の環境美化と作業性向上を実現する」ということでお送りいたします。

テーマは「普段使い」

普段使いできるハンドメイド作品とは一体何なのか…

スタッフのPCを組み立てながら、作業上の問題点をフローチャート形式で展開する広報担当。

◇ 注文はパーツごと

  ↓  ↓  ↓

◇ 積み重なるダンボール

  ↓  ↓  ↓

◇ 手作業による開封 = 手間がかかる

(※安井ファームではスタッフの使用目的や使用頻度に応じてスペックを変えるため、いわゆる「自作PC」を採用しております)

作業を進めていく中で思いついたのは、梱包材(ダンボール)を手先が不器用な私でもスマートに開封できるアイテム。

すなわち――

広報カーで拾った、長めのクギ。

パレットのこぼれ木。

――以上2点の廃材で作る「ペーパーナイフ」!!

制作準備

まずはペーパーナイフの刃の部分。
これが無くては何も始まりません。

原理はとても単純です。
クギをハンマーで叩いて伸ばし、グラインダーで整形していくのです、が。。。

ここで問題となってくるのは「どこでクギを叩くか」ということです。

例えばコンクリートの地面に釘を置いてハンマーで叩こうと思うと、硬度の関係上、クギがコンクリートにめり込んでしまい、クギを鍛えることができません。

(参考画像:フォークリフトがコンクリの上でクギを踏んだ跡)

土台部分がいきなり壊れてしまうようではクギを叩いて伸ばすどころのハナシではありません。

要するに、クギよりも硬いモノの上に置いて叩かなければならないということです。

石の土台ならいけるんじゃないかと安易に考えていた時期もあったのですが、上の写真を撮影後、何度か叩いただけで石は割れてしまいました。。。

◇◇◇

そんなわけで、向かった先は安井ファーム指定の金属ゴミ廃棄場(広報指定の金属素材採取場)。

上半身を回収BOXに突っ込んで素材を漁ること数分。

師匠
まーたアイツ何かやっとるわ。よーやるわー
広報
ええ、これも仕事ですので

たくさん収穫しました!

組み合わせて「鋼の金床」が完成!

金属製の板も落ちていたので、下に敷いて緩衝材として利用。

さぁ、これで整いました!

クギを槌で打つ

早速ハンマーでクギをどんどこ打ちつけていきます。

本当は火で炙ってから打ちつけるのだそうですが、人気(ひとけ)のない会社の裏で火の扱いを誤ろうものなら対応できる自信はございません故、ハンマーを一心不乱に打ちつけていきます。

叩いて伸ばして――

グラインダーで刃先を整えてやると、段ボールを簡単に貫けるようになりました。

持ち手の作成

これだけでも一応ペーパーナイフとして名乗りをあげるには最低限のモノはできましたが、「実用的」となると使いやすさを追求しなければなりません。

手に取った際のグリップ感を向上させるため、叩いて伸ばして削ったクギに、木のぬくもりをプラスしていきましょう。

(※広報担当者の引き出し内部)

幸か不幸か安井ファームにはまだまだ廃木材が多く眠ってますので、細かい木材に関して困ることは多くありません。

選果営業部責任者
引き出しの中、いつ見てもゴミだらけやなー
広報
いやいや、どれも素敵な素材たちじゃないですか
穀物部米課責任者
うわ!ゴミしか入ってないやんけ!
 
素材しか入ってませんよ!
 
モノは言いようやね…

※供給の圧倒的過多により広報の引き出しはいつも素材で溢れかえり、ちょっぴりミステリアスな雰囲気を醸し出しております。

さて、そんな素材庫から木片をひとつ取り出しまして、まずは二等分。それぞれに溝を彫りまして――

――接着します。

鞘(サヤ)も同じ要領で作っていきます。

刃のカタチをボールペンで縁取り、線に沿って彫刻刀で溝を掘り、接着剤で張り合わせています。

ややそれっぽい形になったところで仕上げ。

(グラインダー研磨による整形+紙やすり研磨+ワックスがけ)

安井ファーム特製「ペーパーナイフ」の完成!
その主原料は今回なんと安井ファーム素材100%。

素材が手に入りやすいので、その気になればいくらでも量産可能です!

機能面のテスト

今回はあくまでも実用性重視ということで、早速ペーパーナイフとして使えるかどうか検証していきたいと思います。

丁度いいところに未開封のダンボールがあったので、ちょっと実験台になってもらいましょう。

まずはテープ。
ほとんど抵抗を感じることなくにスパンと切れていきます。

簡単に開封(解体?)できました。
では、ダンボール本体はどうでしょう!

あたかもそれが自然であるかの如く、普通に切れました。

ここまでできるのならば安井ファームで普段使いする分には不自由することはまずないでしょう。

社長評価

広報
こちらが今月の逸品でございます
社長
45点!

◆◆◆

総合評価:45点(100点満点)

※前回:55点、前々回:30点

◆◆◆

最後に(反省会)

担当業務の性質上、会社で荷物を開封する機会が多く、今回制作したペーパーナイフは日々の業務の中でそれなりに活躍しております。

とはいえ「だんだん器用になってきているな」とお褒めの言葉をいただきながらも、今回社長の評価は再び50点を割ってしまいました。

難しいですねェ…!

僅かなプレゼン時間(※約15秒)で作品の魅力を伝えるには、もっと見た目をわかりやすくした方が良いのでしょうか。

今回は実用性にこだわるあまり、見た目が少し地味になってしまいましたが、次回はもっと華やかにしてみます!

目指せ、100点満点!

◆◆◆

(文:広報)

※有限会社 安井ファームは主にコメとブロッコリーを生産している農業法人です。